著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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米SEC委員長(ゲーリー・ゲンスラー氏)、上院銀行委員会へ登壇―「規制」言及に警戒

9/14午後7時(日本時間)、米SEC委員長登壇へ

9/14 午後7時(日本時間)に米国で開催される上院銀行委員会の公聴会で、米SEC(米国証券取引委員会)のゲーリー・ゲンスラー委員長が登壇する予定である。

同氏は、8/4に開かれたオンラインの公演で「投資家保護体制が整っておらず、開拓時代の西部のようだ」、「我々の力を使い、役割を果たす」と述べており、暗号資産に対する規制強化の必要性を強調している。

従って、同氏が当委員会で「暗号資産に関する規制強化」について言及する可能性が高く、ネガティブ・サプライズとなることに警戒しておかなければならない。

「規制強化」は市場にとってネガティブ材料

DeFi(分散型金融)やNFT(非代替性トークン)などの分野においては、法整備が十分でない今、市場は陽気(将来的な幅広い可能性を織り込む形)であると言える。

もし、規制強化ないし、それに付随する発言があれば、多かれ少なかれ将来的に規制強化が成される(施行される)可能性があるという、思惑または事実から、市場は売りで反応(=思惑売り、事実売り)することが想定できる。

実際問題、規制の軽重によっては、取引所の閉鎖や取扱銘柄や取引の制限、投資者の取引メリットの抑制等が生じる可能性があり、その場合、著しく流動性が低下(需要が減少)する等という悪循環に陥りかねない。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。