著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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(出典:DMM Bitcoin「BTCJPY 15分足」)

昨日(10/19)のBTCJPY相場は3日連続で続伸となった。

東京市場時間は、米国経済対策の協議が引き続き実施されていることを背景にBTCは買い方優勢でスタート。午前9時台には121.6万円まで上昇幅を拡大した。

日経平均株価は、終値が昨年末来の高値となる上昇となった一方で、BTCは直近10/16の高値である122.2万円を上回ることができず失速。日本時間午後1時台には営業日安値である120.2万円まで下落した。

欧州市場時間に入り、BTCは底固め。下値を切り上げて再度高値を試す展開の中、日本時間午後5時台に、欧州取引所大手のユーロネクストがシステム障害により計5か所の取引所で一時売買停止となるニュースが懸念された。しかしBTCには影響がなく、ゴールドの上昇に合わせて底堅さをみせた。午後9時台にはゴールド急伸の後押しを受けて121.4万円まで反発上昇となり、午後10時台には122.2万円まで続伸した。

米国市場時間では、ムニューシン米財務長官とペロシ下院議長が米国経済対策を巡り、電話協議するとの報道があり、大統領選挙前の法案合意への期待感からダウ平均株価とナスダック総合指数は上昇して始まった。しかし、世界的な新型コロナウイルス感染者増加により、各地域で制限措置が強化される方向にあることから、経済回復の遅れが懸念され、揉み合いの末、翌午前0時頃には下落に転じた。BTCJPYは、リスク回避資産であるゴールドが底堅く推移したことも影響してか、下値を支えられ、午前1時までに本日高値となる124.6万円まで上昇、その後、ゴールドはムニューシン米財務長官とペロシ下院議長との協議に進展があったとの観測報道から上値が抑えられるとBTCJPYも連れ安となり、翌午前1時以降は123万円台まで値を落とし、この水準での推移となった。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。