23日のビットコイン(BTC)円は1637万7381円から取引が始まった。東京時間は押し目買いの様相で戻りを試し、終盤に10万9000ドル水準となる1663万円を回復すると、1690万円まで踏み上げた。欧州時間に入ると材料難で失速し、一時1660万円周辺まで下落したが、米中首脳会談の日程が今月30日に決定したことで米中関係の改善期待が台頭するなか、米国株相場の上昇に連れて米国時間中盤に1700万円近辺まで上昇した。上昇一服後は上げ幅を縮小するも、米国市場引け後には強含みに転じ、終値は1682万3040円と、ドル建てで節目の11万ドル(≒1677万円)を回復した。

ビットコインチャート
第1図:前日のBTC対円(左、1分足)と直近3カ月のBTC対円(右、日足)チャート 出所:bitbank.ccより作成

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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。

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