著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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(出典:DMM Bitcoin「BTCJPY 15分足」)

木曜日(11/26)のBTCJPYは、一日で20万円以上の大幅下落をする高ボラティリティな展開となった。

東京市場時間のBTCJPYは196万円台でスタートした。前日深夜に200万円にのせた達成感からか軟調な展開が続いていた。午前中は特段材料もなく193万~196万円台でのレンジ推移に留まった。相場が動いたのは正午頃となり、2020年10月以降、非常に大きく買われ過ぎた状態が継続していた事、史上最高値更新を前にやれやれ筋の決済や利益確定売りが入った事からか下落した。190万円を割れると下落の勢いはさらに加速し一時は181万円台まで下落する展開となった。その後、一旦は自律反発し午後1時過ぎに188万円台まで値を戻すも、190万円がレジスタンスとなり、185万~188万円台で推移し欧州市場時間を迎えた。

欧州市場時間に入ると東京時間での下落を見た欧州地域投資家の狼狽売りが加わった事、中華系大手取引所のOKExの出金再開が発表された事からか、再び売られる展開となりBTCJPYは大幅下落した。午後5時半には1週間ぶりに180万円を、午後6時頃には10日ぶりに170万円を割れ、169万円台をつけ日中に2度も1時間内で10万円幅の下落を記録した。下落が一服すると徐々に値を戻していき午後8時頃に181万円まで上昇し、177万~181万円台のレンジで推移した。

米国市場時間に入ると、180万円台を推移していたBTCJPYだが、再び下落を開始。翌午前0時には174万円まで下落した。ボラティリティが大きい展開が続く中、BTCJPYはさらに下落し、午前2時過ぎに168.8万円を記録し、日中安値を更新した。BTCJPYは190万円を割れた所から5万円幅でレジスタンスラインを切り下げている状況が続いており、午前3時以降は175万円がレジスタンスとなって170万円台前半を午前5時過ぎまで推移する格好となった。

しかし、170万円台中盤が一旦の押し目と判断されたのか、午前6時前から、買い優勢の展開となり、180万円まで値を戻すも上値追い続かず、179万円台で推移して取引時間を終えた。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。