著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・BAT(ベーシックアテンショントークン)レジサポライン

BAT/JPY 4時間足 Askチャート(DMM Bitcoin取引ツールより作成)

上図(図①)はBAT/JPYの4時間足チャートである(5月から現在)。

暗号資産市場全体は5月上旬以降、軟調な展開が継続しているが、BAT/JPYに関しても上下を試すこともなく、動意薄な展開が続いている。

テクニカルとは違った視点となるが、最近は暗号資産のアドレス数について、ニュースリリースが何件かあったので、そのうちの一つを紹介しつつBAT/JPYについても記載する。

7/2の記事では、ビットコインのアクティブアドレス数は下落基調(coindesk https://www.coindeskjapan.com/114983/)となっており、「アクティブアドレス数の減少は需要の弱さのサイン。」であると記事には説明されている。

暗号資産のアドレス数の変化は、暗号資産保有者の裾野の広がりや需給を現すとともに、価格説明の一つとなりえるかもしれない。

アドレス数の変化に着目してみると、市場動向のヒントになるかもしれないが、BAT/JPYのアドレス数はどのような状態になっているだろうか。

BATの保有アドレス数は、今年5月には416,000ほどが確認できるが、価格の下落とともに、7/6には407,951まで低下している。その後は7/6の大底から7/25には409,986と緩やかではあるが増加しており、改善も見られるようだ。(coinmarketcapより)。

アドレス数からはBATの需給にも改善の兆しが見られつつあり、市場を大きく動かすファンダメンタルズ材料等の発生(カタリスト)次第では、相場が好転することも想定しておきたい。

次にBAT/JPYをシンプルなレジサポライン(レジスタンス・サポートライン、以下レジサポライン)を用いて、今後の展開を考察してみる。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。