著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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28.5円を上抜けたベーシック アテンション トークン(BAT)

BATJPY日足 チャート(DMM Bitcoinの取引ツールより作成)

上図はBATJPYの2020年8月からの値動きを示したチャートである。

BATJPYは8/21に年初来高値44.8円(ピンク線)をつけた。その後、9月上旬には暗号資産全体が大幅下落、ひとまず200日移動平均線(黄線)に支えられたかに見えたが、28.5円(橙線)まで反発すると、続落。200日移動平均線を下抜けて下値を模索する展開となった。

11月以降には、切り返し、上昇に転じたが、28.5円のレジスタンスラインが重く、12月は20円(緑線)まで下値を探る展開となった。

その後、2021年1月には暗号資産全体の上昇が追い風となり、再び28.5円の上抜けを目指す動きが活発化、また米の暗号資産投資企業Grayscaleが、新規アルトコインの投資信託の申請形成し、BATがその対象にあったことが材料視され、1/22には長らくレジスタンスラインとして意識されていた28.5円を大きく上抜け32.5円、1/23には33.6円と2020年8月以来の価格帯まで値を切り上げた。

現在、急騰による反動か、31.4円まで下押ししているが、28.5円のサポートラインが確認されれば、34.8円の上抜けと、2020年最高値である44.8円が再び見えてくる可能性が考えられる。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。