著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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きれいな上昇トレンドを描くETH

Tradingviewより作成

上図は、ETH/JPYの日足チャート(2021/6~執筆時点)に主要なレジスタンス・サポートラインを描画したものである。

暗号資産全般の動きは、今年11月に年初来高値を付けた上昇トレンドが終わり、足元では調整が依然として継続している状況だ。

ただし、徐々に下値を固めてきつつあり、反発の可能性も考慮に入れておきたい局面となってきた。

暗号資産市場でのファンダメンタル要因はなかなか見えづらい状況が続いているが、そんな中、今後のETH/JPYの価格推移はどうなっていくだろうか?

本日は、ライン分析を用いて、ETH/JPYの今後の行方を考察してみる。

今後の展開を考察するうえで重要なレジスタンス・サポートラインは以下があげられる。

・上図の高値と安値を結んだ上昇チャネルライン(a)、(b)、(c)

現在はチャネル下限である(c)のラインをワンタッチした後、やや値を戻して(b)ラインを目指す動きとなっている。

今後は上昇反転に転じるか、または(c)ラインのレジスタンスが否定され、下落に転じるかに注目したい。

前回の調整で、9月3日につけた高値44万円から9月21日につけた安値29万円までは15万円規模の調整となっており、今回も11月10日に付けた高値55万円から12月4日に大きく反発した40万円までは15万円の調整幅となっている。

ここからこのチャネルラインが市場に強く意識されていることがよく分かる。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。