著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・暗号資産の雪解けは近いのか!?
Tradingviewより作成
上図は2020年8月1日からの暗号資産時価総額を示したグラフである。
暗号資産時価総額は2021年5月中旬に2.4兆ドルの過去最高値を更新した。しかし、その後は中国金融機関の預入れ禁止や取引の禁止、中国国内でのマイニングの規制など、中国の暗号資産の規制強化による投資家のセンチメントが悪化した。
時価総額は6月下旬には1.2兆ドルまで下落し、僅か1カ月程で過去最高値から約1.4兆ドルを喪失する悲観的ムードが漂っていた。
足元においては、7月下旬から現在まで、4週間連続で時価総額は増加しており、5月中旬の水準である2兆ドルまで回復したことで暗号資産の雪解けを想起させる展開をみせている。
一方で、BTC(ビットコイン)のハッシュレートを確認すると、マイニング規制強化によって一時100EH/s割れまで下落したものの、緩やかにハッシュレートは回復していることがわかる。
ただし、暗号資産時価総額の回復と比較するとハッシュレートの回復は鈍く、依然としてBTC(ビットコイン)はマイニング規制の余波を受けていることが読み取れる。
こうした状況下で、一体どの銘柄が暗号資産の時価総額の力強い回復に貢献したのかみていきたい。
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