24日のビットコイン(BTC)円は1362万6180円から取引が始まった。先週は一時1300万円を割り込む場面もあったBTCだが、米NY連銀のウィリアムズ総裁が「近い将来」に利下げできると発言したことで、12月の利下げ期待が相場の支援材料となり、7カ月ぶりの安値から反発した。東京時間のこの日の相場はチョッピーな値動きに終始したが、CMEでの下窓が意識され、欧州勢参入後には1350万円まで下落した。しかし、窓埋め達成後には、利下げ期待から米国株相場が上昇したことでBTCも連れ高となり、米国時間終盤には1400万円に肉薄した。終値にかけてはやや失速し、1384万6922円でこの日の取引を終えた。
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著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト 英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。