著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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ETC、年初来+900%超のパフォーマンス

ETC/JPY 月足Bid(DMM Bitcoinの取引ツールより作成)

年初より堅調に推移しているETC/JPYは、4月15日から17日にかけて、大きく値を伸ばし、2017年10月につけた史上最高値5,400円付近に迫った。

年初からの上昇率は一時、926%にもなった。

現在のETC/JPY相場の強気材料としては、次の3点が挙げられる

①昨年の51%攻撃を踏まえたアップデート(Thanos)
②イーサリアム技術が用いられているNFTトークンへの注目
③アルトコインの物色相場(BTC(ビットコイン)のドミナンス低下とも称される)

この他、テクニカル的には今年2月の年初来高値を更新したことで、新高値買いが集まったことや、需給面からはETCの流動性がETH、XRP等の主要アルトコインに対して低いことに着目した市場参加者による投機的な買いも上昇の一因と考えられる。

本稿では、この投機的資金の流入について考察してみよう。

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本記事の見識や解釈は著者によるものであり、コインテレグラフの見解を反映するものとは限らない。