著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・MACDでは下落を示唆

図1.BTC/JPY 日足Bidチャート(当社取引ツールより作成)

上図1は、2023年10月から現在までのBTC/JPYの日足チャートである。

BTCを運用対象とする現物ETF(以下ETF)が2024/1/10に承認され、翌11日には取引が開始された。

ETF承認への期待感は強い上昇圧力となり相場を牽引し、ETFの取引が開始された11日には一時的に700万円を超えたものの、日足で見ると長い上ヒゲを残して引けた格好となった。

その後、22日には節目である600万円水準を明確に下抜け、現在は570万円水準を推移している。

まさに「Buy the rumor, sell the fact(噂で買って事実で売れ)」と言った相場であり、上昇トレンドの終わりを示唆するような格好となっている。

また、テクニカル面から見ても、下落局面となる公算が大きい。

上図1のMACDに着目すると、BTC価格が高値を更新してきたのに対し、MACDは高値を切り下げており(上図 赤矢印)、トレンド展開のサインとされるダイバージェンスが発生していることがわかる。

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