著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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■一目でわかる!暗号資産ウェザーレポート オシレーター系:【⛅】/トレンド系:【☀】
~本日のBTC/JPYの天気予報の結果~
・オシレーター系の総合判断は、「晴れ(買い)」
先週初めは価格に割高感があり、雨(売り)が続いていたが、日柄を重ねると中立となる曇りも出てきた。今週11/13はモメンタムとMACDより割安感が出て晴れに転換しているが、これは短期的な上昇率の強さや、短期と長期の移動平均線の動きから見ても、まだ割安感を示す水準ということである。
ターゲットプライスは、5,915,221円
・トレンド系の総合判断は、「快晴(強い買い)」
先週水曜日11/8から晴れ(買い)から快晴(強い買い)に展開しており強い上昇トレンドが継続している。
10日移動平均線は540万円付近となっており、このレベルをサポートとして上値模索の展開が継続している。
現値は年初来高値をクリアし、550万円を超える水準まで押し上がっており600万円が見えてきている。ターゲットプライスは、6,196,898円
オシレーター系、トレンド系ともに買い目線に揃っている。前回の1週間(10/30から11/5)は比較的落ち着きのある相場だったが、今回(11/6から11/12)はETF関連やハッキングなど様々なニュースがあり、乱高下する場面が見られた。
11/9、米SEC(証券取引委員会)とグレースケールはビットコイン投資信託(GBTC)を現物ビットコインETFに転換する提案について協議を開始したと報道された。
報道によるとグレースケールの最高法務責任者クレイグ・サーム氏は、「もはや承認が可能かどうかではなく、いつ承認されるかの問題だ」と述べられおり、ETF承認への期待がさらに高まっている。
さらに、ブラックロックがETHのETFを申請したことも明らかとなり、11/9のETHはおよそ12%上昇した。BTCも連れ高となり約7%上昇し、年初来高値の570万円をつけた。
その直後、11/10に暗号資産取引所のPoloniexがハッキングを受け、1億ドル超えと多額の資金が流失したことがニュースとなった。
これを受けてBTC/JPYは短時間で急落し、価格は570万円付近から一時520万円まで下落したが、Poloniexに投資しているジャスティン・サン氏がX(旧Twitter)にて、侵害を受けたユーザー全員に全額補償、健全な財務状況を維持していると主張すると、価格はすぐに550万円を回復している。
現在は上560万円付近で足踏み状態であるBTCだが、今週14日には米CPI(消費者物価指数)が控えており、結果次第では上昇トレンドに拍車がかかることも考えられる。