著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・躍進するLINK(チェーンリンク)

LINK,BTC,ETH,XRPの比較チャート(9/1から9/26)(当社取引ツールより作成)

上図は、2023/9/1から9/26までのLINK、BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、XRP(エックスアールピー)の対円変動推移の比較チャートである。

9月に入ってからのLINK/JPYの上昇率は約30%であり、同期間中のBTC/JPYの上昇率が約3%であることを考慮すると、高いパフォーマンスを発揮していると言えよう。

株式市場や為替市場を見てみると、米国の金利上昇に反応する形で株安、ドル高の基調が見られる中、BTCに代表される暗号資産はほぼ無風という状況である。

そんな中で、LINKが躍進している理由は、チェーンリンクのCCIP(クロスチェーン相互運用プロトコル)が材料視されているからだろうか。

CCIPとは、チェーンリンクが開発した、異なるブロックチェーン間でトークン転送やクロスチェーン決済を行うことができるプロトコルである。

9/14には、オーストラリアの大手銀行ANZが、CCIPを利用して、ANZの発行するステーブルコインでトークン資産をクロスチェーン決済したという報道があった(9/19 CoinDesk)。

以上のように、ファンダメンタルズの面では、今後ユースケースの拡大が予想されているという材料がある。次に、そんなLINKについてテクニカルの観点から価格目処を考えたい。

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