著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

プロフィール:暗号資産交換業者。DMM Bitcoinなら、取引できる暗号資産(仮想通貨)の種類が豊富。使いやすい取引アプリを提供しています。取引手数料は無料(BitMatch注文を除く)。土日を含めた365日対応サポートでお客様が安心して暗号資産のお取引ができる環境を提供します。口座開設は最短1時間(※)で可能です。(暗号資産交換業 関東財務局長 第00010号、第一種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3189号、加入協会:一般社団法人日本暗号資産取引業協会)(※『スマホでスピード本人確認』を利用し7:00-22:00の間に口座開設申込をした場合)

先日9/13の当社マーケットレポート「BTC(ビットコイン)、9月は仕込み時か?過去10年の季節性アノマリーから推測」では、アノマリーの観点からは9月が買い場となる可能性について述べた。
今回はチャートの形から、実際にどのあたりが買い時になりそうかを見ていくことにする。

・直近のBTCの値動き

BTC/JPY 日足Bidチャート(当社取引ツールより作成)

上図は、8月中旬から現在までのBTC/JPY日足チャートである。

ここ1、2カ月ほどは一時荒い値動きとなる場面もあったが概ねボラティリティが低く、方向感の乏しい展開が続いている。

値動きを確認してみると、8/17には最大10%ほど変動するボラティリティが生じ、価格は375万円付近まで急落した。ここからさらに下落するのかと思われたが、数回下ひげを付けて耐えている。

8/29にはグレイスケールがビットコインETFをめぐる裁判で勝訴したため、BTC価格は急騰した。しかし、2日後の8/31にSEC(米証券取引委員会)がビットコインETF申請に対する決定を延期を発表したことによりまたも375万円まで戻した。

逆に9/11は大きく下落するも9/12には大きく陽線を付けて約367万円から約386万円まで反発した。

現在の価格は385万円付近であるが、レンジ相場から抜け出せない状況となっている。

このように1,2ヵ月の動きでは方向感がつかみにくいので、期間を広く見て、どこが押し目となるのかを次に検討する。

続きはこちら