著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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本レポートでは、毎月決まった金額(1万円)を特定の銘柄に投資し続けた場合の損益シミュレーションを実施してみる。
対象銘柄は、BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、XRP(エックスアールピー)の3つとし、それぞれの銘柄ごとに下記ルールに従い投資し続けたとケースを想定する。
ルール①
月初の日足終値で対象銘柄を1万円分購入。ドルコスト平均法に基づき、購入する暗号資産の数量は価格で変化する。
ルール②
途中売却、途中での購入中止はしない。
ルール③
購入銘柄は変更しない。
上記ルールにて2020/1~、2021/1~、2022/1~、2023/1~のそれぞれの時期からスタートする4パターンを用意。8/21現在のレートにて損益を計算すると、結果は下記のようになった。
・BTCの場合
当社取引ツールより作成
購入価格は現物BTC/JPYのASK、評価額はBID
上図は、各時期別に投資をスタートさせた場合の損益率を表したものである。また、スタート時のBTC価格、合計買付金額、評価額、そしてスタート時と比較した価格騰落も記載している。
2021/1~以外のパターンはプラスという結果になった。
2021年はBTCが過去最高値(約775万円)に到達した年であり、2021/1~のパターンは高値圏での購入が影響し損益率はマイナスとなっている。
また、2022年は暗号資産にとって逆風となる材料も多かったが、2022/1~のパターンの損益率は7%であった。スタート時のBTCは549万円であり現在より割高な水準であったが、下落時の安値でしっかりと購入を続けたことでプラス収支とすることができた。