著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・月初からのETH(イーサリアム)

ETH/JPY 日足Bidチャート(当社取引ツールより作成)

上図は、月初から現在までのETH/JPY日足チャートである。

ETH/JPYは月初から順調に値を伸ばし、4/13にShapella(Shanghai/Capella)アップデートを通過したあと、4/16には高値28.5万円をつけた。

その後は上値が重くなり、4/17からは下げに転じて24万円付近まで下落、現在は25万円付近での取引となっている。

4月のETHに関して振り返ってみると、前半の上昇については、相場全体の地合いの良さが寄与した面もあるが、ETH特有の材料として考えられるのは、やはりShapella(Shanghai/Capella)アップデートであろうか。

アップデート前は、ロック解除からの売り圧力への警戒からか上値を抑えられていた印象のETHだが、アップデートを終えると一転、10%近い上昇となった。だが、その後の全体的な地合いの悪化もあってか、前述したように現在は25万円を割り込む水準となっている。

4/1の始値が約24万円だったことを考えると、4/17からの下落で4月の上昇分をほぼすべて吐き出した形となる。

地合いの悪化の影響も考慮しなければならないが、上昇、下落の材料としてのShapella(Shanghai/Capella)アップデートはいったん出尽くしとなったように思える。

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