著者 DMM Bitcoin マーケットレポート
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・LTC(ライトコイン)はいち早くFTXショックから回復
上図、右端の列は当社取り扱い銘柄のFTXショックの起こった2022/11/7の終値に対する直近(2023/2/22)終値の騰落率を記したものである。
また、左端の列は11/7週の週足高値を超えた日付をまとめたものである(日付が入っていない銘柄は、11/7週高値を現時点で超えていない銘柄)。
上図を確認すると、LTCが、FTXショックから2週間程度と、いち早く回復している事がわかる。現在の騰落率を確認してもFTXショック以前の水準を回復するに留まらず、取扱銘柄の中でも特に高い伸びを示している。
LTCに関しては、2022/11/2に米決済大手マネーグラムがLTCでの取引機能を実装したと報道され(11/2 CoinPost)、暗号資産市場の2大巨頭であるBTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)に並んでLTCが選定されたことが材料視されたものと思われる。
また、LTCは、2023/7頃に半減期が予定されており、今年の動きに関しては、その影響もあるだろう。
LINK(チェーンリンク)についても2022年内に回復しており、反発が強かったことが伺える。
しかし、現在での騰落率を見るとマイナスに転じており、FTXショック以前の水準に回復しきれていないため、上昇の継続力には疑問符がつく状況だろう。