著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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・BTC(ビットコイン)相場の推移を振り返る

BTC/JPY 日足Bidチャート

上記は、2022年の11月から現在までのBTC/JPYの日足チャートである。

昨年11月のFTXショック後、12月から今年1月前半にかけては210万~250万円の間に停滞していたが、1/12頃から価格が上昇し、300万円越えまで達した。

しかし、ここ一週間以上は約300万円で停滞している。やはり、11月の下落直前につけた310万円のラインが意識されているのだろうか。

ここで、チャートパターンの一つであるカップウィズハンドル(図中茶線部)の可能性を考える。

カップウィズハンドルとは、コーヒーカップの形(カップと取っ手の形)を形成することからこう呼ばれている。また、一般的に、下降トレンドから上昇トレンドに大きく転換する場面で見られやすく、カップを形成した後は、価格がカップの約1/3に引き戻されてから、再び上昇することで、ハンドルを形成しやすいと言われている。

この観点でみれば、210万円から310万円にかけてカップを形成したBTCは、ハンドル部分として276万円付近まで引き戻されることになる。

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