著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

プロフィール:暗号資産交換業者。DMM Bitcoinなら、豊富な取扱い暗号資産(仮想通貨)種類でお取引が可能です。厳重なセキュリティで、お客様が安心して暗号資産のお取引ができる環境を提供します。最短当日に口座開設可能。(暗号資産交換業 関東財務局長 第00010号、第一種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3189号、加入協会:一般社団法人日本暗号資産取引業協会)

CHZは9月以降、徐々に下落を続け、現在は約0.2ドル(約29円)となっているが、日本時間の11/21に開幕を控える「2022 FIFAワールドカップ」はCHZの価格に影響を及ぼす好材料となるかもしれない。

・これまでの推移をおさらい

TradingView、CoinGeckoより当社作成

上図は、2021/1/1~2022/10/24までのCHZ/USD(終値)の価格推移だ。

ここで、まずはこれまでのCHZの推移を簡単に把握しておこう。

2020年は低水準な価格で推移したCHZであったが、2021年の暗号資産ブームによって価格は大きく上昇し、同年4月には過去最高値となる0.77ドル(70.17円)を記録した。

しかし、最高値の更新後はすぐに価格を半値近くまで切り戻し、2021年11月に0.5ドル(55円)程度まで上昇することはあったものの、結果的に2021年は年間を通して安定しない価格に終始した。

2022年に入り、1月と3月には0.3ドル(30円台)を記録するものの、5月以降は0.1ドル(11円~13円)まで落ち込む。しかし、7月末まで0.1ドルのサポートラインから大きく崩れることは1度もなく、その後8月から9月下旬にかけて約0.27ドル(38.79円)まで上昇することとなった。

9月下旬以降、CHZの価格は下落傾向にあるが、つい数か月前までは0.1ドル前後が約3カ月に渡って続いていたことを踏まえると、0.2ドルに位置している現在の価格はそう悲観的とはいえないだろう。

続きはこちら