著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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現在のBTCの週足

BTC/JPY 週足Bidチャート

上図は、2020年6月中旬から現在までのBTC/JPYの週足チャートである。

足元の状況を確認すると、BTC/JPYは290万円付近を推移している。また、トレンドの転換を示唆するといわれている、ヘッドアンドショルダー(三尊天井、上図黄色矢印)を上図のスパンで形成している。
(※ヘッドアンドショルダーとは、高値圏でみられるチャート形状の一つで、3つの山を示し、真ん中の山が一番高くなる形のことを指す。この形状は、上昇相場が終わり、近いうちに下降相場に入ることを示すとされている)

BTCは直近1カ月にて下値を固めつつあるように見える。

その一方で、BTCは年初来40%以上も下落していることを考慮すると、2020年10月の約110万円を起点とした、7週連続陽線(上図丸部分)を伴った長期上昇トレンドを全て打ち消す悲観的シナリオも想定しておく必要があるかもしれない。

そこで、今回は、過去においてトレンドが転換するときのチャートにはどのような特徴があるのかを考察する。

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