著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

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本稿では、QTUM(クアンタム)について、一目均衡表を用いて分析する。

370円を相場水準とする底値もみ合い形成、放れは米CPI次第か

図1. QTUM/JPY 日足Bidチャート

図1は、QTUM/JPY日足チャートに一目均衡表(基準線期間:13日、遅行スパン期間:13日、転換線期間:9日、先行スパン2期間:52日)を設定した図(期間:2022/4~現在)である。

現在のQTUM/JPYは370円付近での価格推移となっているが、一目均衡表の雲が上部に覆いかぶさっており、300円へ下落する可能性が高まりつつありそうだ。

一方で、本日は米国のCPI(消費者物価指数)の発表が予定されており、前年比9%を超えるような結果となれば、ドル買い需要から暗号資産は一段安となる展開も想定しておく必要がある。

もっとも、市場は高いCPIを相当程度織り込んだ可能性もあり、結果の如何を問わず、指数の発表とともにドル売り(ドルロングの手じまい)、暗号資産の買戻し(ショートカバー)が巻き起こる可能性も持っておきたいところか。

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