著者 DMM Bitcoin マーケットレポート

プロフィール:暗号資産交換業者。DMM Bitcoinなら、豊富な取扱い暗号資産(仮想通貨)種類でお取引が可能です。厳重なセキュリティで、お客様が安心して暗号資産のお取引ができる環境を提供します。最短当日に口座開設可能。(暗号資産交換業 関東財務局長 第00010号、第一種金融商品取引業 関東財務局長(金商)第3189号、加入協会:一般社団法人日本暗号資産取引業協会)

BAT/JPY価格の軟調さに対し、「Brave」への関心は動意薄?

Googleトレンド 検索:「Brave」(ウェブブラウザ), 場所:全世界, 当社クローズレート(Mid)より作成

上図は、2021/10/1~2022/5/22までの当社BAT/JPYの終値価格(紫面)、Googleトレンドにおける「Brave」の検索数(橙線)と、その14日平均(赤線)の比較チャートである。

BATはBraveブラウザ内の広告閲覧で得られる報酬としての側面もあり、Braveブラウザの利用がBATの流通や価格の下支えとなっている可能性も推察される。

直近では、Braveブラウザの新バージョンのリリース発表があったほか、NFT市場「Magic Eden」におけるBATの対応見込みもあり、BATのユースケース拡充が想定されている。

上図のBAT/JPY価格(右軸)をみると、昨年10月の70円台から11月末の200円にかけて上昇していたが、12月以降は軟調に推移している。

一方、Googleトレンドの「Brave」検索数(左軸)は、2月から下向いているものの、昨年10月頃の水準を大きく下回ったとは断定できないだろう

「Brave」への関心低下がBAT/JPYの価格形成に若干の影響を与えた可能性もあるものの、それ以上に米国の利上げ動向を巡る懸念を発端とした暗号資産市場でのリスクオフの影響が大きかったとみることができそうだ。

次に、出来高分析を用いてBAT/JPYの今後の展開を想定してみる。

続きはこちら