仮想通貨ビットコイン急落の背景にクジラによる価格操作か 米人気SNSで観測が広がる|今後のサポートは?

6月4日午後19時の仮想通貨相場は、全面安の展開となっている。ビットコイン(BTC)は午前8時過ぎに1時間ほどで700ドル以上急落。現在も8000ドルを下回る水準で推移している。急落の要因は分かっていないが、米人気SNSでは大口投資家によるビットコインの資金移動が影響したのではないかという観測が出ている。

(出典:Coin360

クジラの価格操作?

米国の人気SNSレディットでは今回のビットコイン急落の背景にクジラ(ビットコインの大口投資家)による投げ売りがあるという指摘が出ている。短時間で巨額資金を動かしてビットコイン価格を下げることで、利益をあげたのではないかという見方だ。

ー急落の20~30分前に、クジラが2万5000BTC(当時2億1500万ドル)をコインベース移動
ー急落の1時間後、クジラが1万4000BTC(当時1億1200万ドル)をコインベースから他のウォレットに移動
ーその40分後、クジラが1万1000BTC(当時8800万ドル)をコインベースから他のウォレットに移動

このレディットユーザーは、クジラが2万5000BTCを2億1500万ドルで売った後、2億ドルで同じ2万5000BTCを買い戻したのではないかと指摘。つまりクジラが短期間で売り買いをすることで1500万ドル(約16億円)儲けたのではないかと主張した。

今後は?

一方、仮想通貨に詳しいeToroのマティ・グリーンスパン氏は、今回の急落でビットコインは「強気のトレンドライン」を割ったと指摘。テクニカル的により保守的なトレンドライン(約6400ドル~7100ドル)まで下がる可能性があると述べた。

(出典:マティ・グリーンスパン「強気のトレンドライン(白)と保守的なトレンドライン(黄色)」)