国内の有力企業19社が出資する仮想通貨取引所ディーカレットは、予定通り4月16日から仮想通貨の現物取引サービスを開始すると発表した。
ディーカレットは先月25日楽天ウォレットとともに金融庁に仮想通貨交換業者として登録された。インターネットイニシアティブを筆頭に国内企業19社が出資している。「SUICAを仮想通貨でチャージできるサービス」について大手メディアに報じられ、話題を呼んだ。
同社の時田一広代表取締役社長は、先日の事業戦略説明会で、投資だけでなく決済手段として仮想通貨を身近に感じてもらうことの重要性を話した。
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16日からの取引対象となる通貨は、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)。それぞれ、円とビットコイン建てでの取引が可能になる。イーサリアム(ETH)の取り扱いは6~7月頃の予定だ。
ディーカレットと同じ日に金融庁に登録された仮想通貨取引所楽天ウォレットは、15日、予定通りに新規口座開設の申し込み受付を開始した。