米国では新型コロナウイルスの経済対策として1200ドルが給付された。これは仮想通貨ビットコインの購入に使われたようだ。

米仮想通貨取引所コインベースのブライアン・アームストロングCEOは17日、この1200ドルの現金給付と同時期に、同額の仮想通貨ビットコイン購入が4倍以上増加したことを明らかにした。

Percentage of buys and deposits worth $1,200 each day

(出典:Brian Armstrong

ただ、アームストロングCEOのツイッターではコインベースでの増加かどうかは記されていない。

1200ドルの現金給付は、新型コロナウイルスの影響で失業したり、収入が大幅に減少したりするなどの経済的に困窮した人々を救うために実施。ワシントンポストなどによると、納税申告を提出が必要ない低所得の人でも給付される。また子どもがいる家庭では1人あたり500ドルが追加される。

既報の通り、仮想通貨プラットフォームCoincurve(コインカーブ)の創業者であるウェイン・チェン氏は1200ドルの現金給付が仮想通貨市場に流れる可能性を指摘していた

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン