投資会社サイファーパンクHD、プライバシー重視の仮想通貨ウォレット「ワサビ」に出資 | 4.5%の株式取得【ニュース】

テック系の投資会社サイファーパンクホールディングは、プライバシー重視の仮想通貨ウォレット「ワサビ」の運営企業であるzkSNACKs社の株式4.5%分を33万7,500ドルで取得した。サイファーパンクフォールディングスが21日に発表した

今回の株式取得により、サイファーパンクHDの最高投資責任者であるモア・アダム氏がzkSNACKs社の取締役会のメンバーとなった。

サイファーパンクHDの社長兼CEOであるドミニク・フリスビー氏は、次のように述べている。

「この取引を実現するのに数カ月に及ぶ多大な労力をかけてくれた、関係者全員に感謝したい。ワサビウォレットとzkSNACKsの成長に、我々は大きな感銘を受けている。ビットコインのファンジビリティーを高める上で、その役割は不可欠だと考えている」

11月20日に公開された投資家向けのプレゼンテーションの中で、サイファーパンクHDはプライバシー重視のプロジェクトへの投資について触れている。プライバシー重視のビットコインウォレットであるサムライウォレットへの10万ドルの投資、分散型オープンソースブロックチェーンプロジェクトのチア(Chia)への30万ドルの投資などだ。

ブロックチェーン分析企業チェイナリシスの分析によれば、ワサビウォレットは19年1月以降、その取扱高が大幅に増加している。19年8月時点で計2億5000万ドル(約264億5000万円)相当のビットコイン(BTC)のミキシングを行っているという。ワサビ側のミキシングの大部分は違法な活動ではなく、主にプライバシー目的で使用されているとしている。

翻訳・編集 コインテレグラフジャパン