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緊迫感冷めず

昨日のBTC相場は軟調な推移。TwitterのETH投げ銭機能導入や新たなタカ派的サプライズがなかったFOMC議事要旨公表を好感したBTCは、朝方にかけ44,000ドル(約505万円)台まで上昇。しかし、日中に、「ウクライナ軍が親ロシア派を砲撃した」とのロシア通信社の報道を機に、ロシアのウクライナ侵攻の高まりを懸念、市場全体にリスクオフムードが漂い、BTCも200日移動平均線を割り込み42,000ドル(約485万円)台まで下落した。更に海外時間に入ると、ブラード・セントルイス米連銀総裁が、7月1日までの3会合で計1%の利上げやインフレ抑制に中立金利(2%)以上の政策金利の必要性など、よりタカ派的な認識を示した。また、バイデン米大統領がCNNに対し「ウクライナへのロシアの攻撃は数日中に始まると思う」とロシアによる軍事侵攻に引き続き警戒感を示した。こうした材料を受け米株が大幅に下落、BTCも40,000ドル(約460万円)台まで続落している。

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