ビットコイン価格上昇にも関わらず、仮想通貨関連のスマホアプリのダウンロード数は伸び悩んでいる。ブルームバーグが28日に報じた

スマホアプリ分析企業アップ・アニーによると、今年前半6ヵ月にダウンロードされた仮想通貨関連アプリの数は6700万回。前年同期比で約1.82%増にとどまった。仮想通貨関連アプリとは、ビットコインや仮想通貨、ブロックチェーンという文字が説明文などに入っているアプリで、アップルのApp Storeとグーグルプレイに入っているアプリを指す。

2018年前半のダウンロード数は6580万回で、前年同期比で133%の増加。2017年前半のダウンロード数は2820万回で前年同月比45%だった。ここにきて仮想通貨関連アプリの増加率が急激に鈍化している。

ブルームバーグは、仮想通貨アプリの増加率の伸び悩みは消費者による仮想通貨への関心の低さを示していると分析した。

既報の通り、今回のビットコイン強気相場の背景にあるのは、個人投資家ではなく機関投資家とみられている。

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版