ブロックチェーン分析企業によると、ドナルド・トランプ米大統領とファーストレディのメラニア・トランプ氏が最近ローンチしたミームコインは、その大半が40人の仮想通貨「クジラ」によって保有されているという。この「クジラ」たちは、いずれかのトークンで1,000万ドル以上を保有しているという。
1月22日、チェイナリシスはX(旧Twitter)で、「トランプ氏の公式トークン(TRUMP)」および「メラニア・ミームトークン(MELANIA)」の保有状況について、「クジラ」が両トークンの合計94%を占めていると発表した。
さらに、100万ドルから1,000万ドルを保有するウォレットは全体の2.1%に過ぎず、10万ドルから100万ドルの範囲のウォレットは1.7%を占めるにとどまっていると付け加えた。一方、10万ドル未満を保有するウォレットは約2.2%であると分析された。
Source: Chainalysis
DexScreenerのデータによると、TRUMPトークンは79万件のウォレットで保有され、MELANIAトークンは34万3,000件のウォレットで保有されている。
保有がクジラに集中しているにもかかわらず、チェイナリシスはトランプ一家のミームコインのローンチが仮想通貨業界に新規ユーザーの波を呼び込んだと指摘。購入者の約半数が、トークン購入日に新しいウォレットを作成していたという。
TRUMPおよびMELANIAトークンのチームは、トークン配分が他のトークンと同様の方法で行われたと主張している。MELANIAトークンの公式ウェブサイトによると、トークンの35%がチームに割り当てられ、20%が財務およびコミュニティに、15%が一般公開され、残り10%が流動性のために確保されている。
一方で、ブロックチェーン分析プラットフォームのバブルマップスは1月22日にX上で、オンチェーンデータがMELANIAトークンの配分について公式ウェブサイトの主張と一致しないことを明らかにした。
トークンがローンチされた直後、バブルマップスは供給量の約90%が1つのウォレットに保有されていると指摘している。
ほとんどの保有者が損益分岐点に
チェイナリシスによれば、TRUMPトークン保有者の77%が100ドル未満の利益を得ており、60人の「クジラ」が1,000万ドル以上を稼いでいるという。
一方、TRUMPトークンの保有者のうち、1万ドルから10万ドルの損失を出したのはごくわずかで、10万ドル以上の損失を出したケースはほとんどないとされている。
Source: Chainalysis
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