米仮想通貨取引所ジェミナイの共同設立者であるキャメロン・ウィンクルボス氏によれば、仮想通貨の次の強気相場はアジアで始まると考えている。

ウィンクルボス氏は2月19日のツイートで、「次の強気相場は東から始まるというのが、私の仮説だ」と述べている。

ウィンクルボス氏は、仮想通貨に関する明確なルールと誠実なガイダンスを提供できない政府は「置き去りにされ」、「商用インターネットの台頭以来最大の成長期」を逃すことになると述べている。

「そしてそれは、この世界の将来の金融インフラを形成し、その基礎となる部分を失うことを意味する」と指摘している。

米国の仮想通貨に対する規制アプローチが仮想通貨企業をを流出させることになり、アジアが次の仮想通貨の成長サイクルに入る可能性があると考えているのはウィンクルボス氏だけではない。

コインベースCEO兼共同創業者のブライアン・アームストロング氏は、SECを含む米国規制当局の厳しい措置により、仮想通貨企業が海外に追いやられる可能性があると述べた

仮想通貨デリバティブ大手ビットメックスの元CEOであるアーサー・ヘイズ氏は、昨年10月に「次強気相場は中国が市場に戻ってきたときに始まる」という予測を立て、「香港はこのプロセスにおいて重要な役割を担っている」と主張している

ヘイズ氏は、香港が中国政府にとって仮想通貨市場の実験場となり、中国資本が世界の仮想通貨市場に活路を見出すためのハブとして機能する可能性があるとみている。

当時、彼は「中国は仮想通貨から離れたのではなく、休眠状態になっているだけだ」と指摘していた。