主要な仮想通貨は上昇:ビットコインは一時6400ドルを超える 時価総額はなお低迷

仮想通貨ビットコインは先週の暴落から反発している。主要なアルトコインも同じく上昇しているが、仮想通貨市場全体では上昇と下落が混在している状況だ。

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Market visualization from Coin360

ビットコイン(BTC)は一時3%超上昇し、6400ドルを超えた。だがその後再び値を下げ、記事執筆時点では1%増の6241ドルとなっている。

ビットコインは先週の急落の後、6400~6500ドルの間で取引されている。過去1週間の高値である7391ドルから1000ドル近く下がった形だ。9月9日にビットコインは8月中旬以来の水準で推移している。

週間ではビットコインは13%の下落、月間では0.64%の上昇となっている。

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Bitcoin’s 7-day price chart. Source: Cointelegraph's Bitcoin Price Index

イーサリアム(ETH)は9日には上昇を見せ、一時200ドル台を回復した。イーサリアムは昨年11月以来、初めて200ドルを下回った。記事執筆時点では194ドルで取引されている。

イーサリアムは9月はじめには300ドルを上回ったが、9月5日の大暴落以来、価格が下がり続けていた。

週間では34%の下落、月間では45%の下落となっている。

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Ethereum’s 7-day price chart. Source: Cointelegraph's Ethereum Price Index

時価総額ベースで上位10種類の仮想通貨のうち、3つのアルトコインがわずかに下落しており、残りアルトコインについては1~5%の上昇を見せている。時価総額で6位にランクインするステラ(XLM)は、1%超の下落で一番下げ幅が大きかった。

第5位のEOSは、最も上昇率が高く、5%上昇の4.95ドルとなった。前日の下げをちょうど取り戻した形だ。

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EOS’ 7-day price chart from CoinMarketCap

ライトコイン(LTC)も比較的堅調な動きを見せ、4%上昇し、55.10ドルとなった。

時価総額上位20種でみると、IOTA(MOITA)も堅調で、5.41%上昇し、0.559ドルとなっている。

主要な仮想通貨で上昇がみられたものの、時価総額は依然として低いままだ。記事執筆時点では約1955億ドルとなっており、過去1週間で最高だった2420億ドルから447億ドル下落している。

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7-day chart of the total market capitalization of all cryptocurrencies from CoinMarketCap

イーサリアムの共同設立者であるヴィタリック・ブテリン氏は、8日のブルームバーグとのインタビューで、仮想通貨の爆発的な成長が「終わりに近づいている」と述べ、今後の焦点は同技術の「実態経済における実際の応用」に移りつつあるとコメントした

平均的な教育レベルの人に尋ねると「ブロックチェーン」という言葉を一度は聞いたことがあるのが現状だ。そうなるとこの分野で更に1000倍の成長が見込めるようなチャンスはない。