仮想通貨カストディのアンカレッジが1700万ドル調達 アンドリーセン・ホロウィッツやペイパル共同設立者などが支援

仮想通貨のカストディ(保管)サービスのアンカレッジ(The Anchorage)は、アンドリーセン・ホロウィッツが主導する資金調達ラウンドで1700万ドル(約18.6億円)を調達した。アンカレッジは機関投資家向けに仮想通貨カストディサービスを展開していく。同社が23日に発表した。

発表によれば、アンカレッジの資金調達ラウンドには、ペイパルの共同設立者であるマックス・レヴチン氏のSciFi VC、コースラ・ベンチャーズ、米運用会社大手ブラックロック幹部のマーク・マッコム氏などが参加した。

アンカレッジの創業者らは、従来のコールドストレージよりも安全にデジタル資産を保管し、資産へのアクセス性も向上させると謳っている。

「我々のカストディモデルは、世界で最も先進的で実績のあるデジタルセキュリティアーキテクチャを適用し、機関投資家をサポートする。これにより、オフラインのコールドストレージでは不可能だった、オンチェーンへの参加を可能にする」

アンカレッジは、機関投資家がデジタル資産分野に大規模に投資を進めることで、ブロックチェーン分野に新たな成長をもたらすと主張している。

アンドリーセン・ホロウィッツは仮想通貨スタートアップに積極的に投資している。最近では、昨年11月には有名ブロックチェーンゲーム「クリプトキティーズ」を開発するダッパー・ラボの資金調達に参加。また昨年10月にはコインベースへの出資も行った。

カストディとは、有価証券の保管、元利金や配当金の受領などの代行サービス。カストディアンはそれらのサービスを提供する機関。有価証券の国際間移動は法律面や輸送コストを考慮すると難しく現地での管理が現実的であり、その際に保管サービスの必要性が求められる。さらに保管サービスだけではなく、元利金や配当金の受領、議決権の行使などの代行業務、運用実績などの管理等も担う。

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