米7月利下げ濃厚、"通貨の冷たい戦争” 仮想通貨ビットコインに追い風か

7月25日のビットコインは前日と同じように日中は横ばいの動きを見せた。一方、伝統的なマーケットでは来週にFRB(連邦準備理事会)が利下げをするという見方が広がっている。ビットコインにとっては追い風となる可能性がある。

(出典:Coin360「ビットコイン/米ドル(1日)」

FRBは、7月30日~31日にFOMC(連邦公開市場委員会)を開催する。0.25ポイントの利下げはほぼ織り込まれており、中には0.5ポイントの利下げの可能性を予想するアナリストもいる。

世界最大規模の債券運用会社ピムコのグローバル経済アドバイザーのフェルズ氏は、米CNBCの中で、利下げ、マイナス金利、量的緩和で米国や日本、欧州が争うことになるだろうと予想。みんなが弱い通貨を求める「通貨の冷たい戦争」が起きる可能性があり、勝つのは日欧より利下げ余地のある米国になるだろうと述べた。

フェルズ氏は、来週のFOMCと9月のFOMCで025%ずつ利下げするより、来週に「一気に」0.5ポイント下げる可能性もあるとみている。

利下げはビットコインに追い風とみられている。

仮想通貨取引所大手ビットメックスのアーサー・ヘイズCEOは、中央銀行の金融緩和策によってマーケットには「フリーマネー」が増えることになり、ビットコインもその恩恵を受けるとみている

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また25日、FXcoinのシニアストラテジストである松田康生氏は「米利下げこそが最大の買い材料になる」と述べた

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