仮想通貨(暗号資産)取引所のコインチェックは25日、ノンファンジブルトークン(NFT)マーケットプレイスで、CryptoGames社と連携を開始すると発表した。CryptoGamesはブロックチェーンゲームの「クリプトスペルズ(CryptoSpells)」を提供しており、同ゲームで利用可能なNFTをコインチェックのマーケットプレイスで取り扱うことを計画している。

NFTとは、ブロックチェーン上に記録された固有の値や情報を持った非代替(ノンファンジブル)なトークンであり、ブロックチェーンゲームのキャラクターやアイテムなど、アートワークなどが代表例だ。

コインチェックでは、2020年度以内にNFTのマーケットプレイスを展開する予定だ。自社のサービス上でマーケットプレイスを展開することで、ユーザーの仮想通貨口座から簡単に決済できようにし、またNFT専用のウォレットによってユーザーが秘密鍵の管理をすることなく取引できるようになるという。

コインチェックはこれまでに、「クリプトキティーズ」を手掛けるDapper Labsや、ブロックチェーンゲームの「The Sandbox」、ブロックチェーン企業EnjinともNFTマーケットプレイスで同様の連携を既に行っている。