仮想通貨(暗号資産)取引所コインチェックは世界初のブロックチェーンゲームである「CryptoKitties(クリプトキティーズ)」を提供するDapper Labs(ダッパー・ラボ)とNFT(ノンファンジブル・トークン)プラットフォーム事業で連携を開始したと発表した

クリプトキティーズで利用可能なNFTを、コインチェックが2020年度内に提供開始予定のNFTマーケットプレイスで取り扱うことを検討する。さらにDapper Labsが提供する、次世代のゲームやデジタル資産管理向けブロックチェーン「Flow」との連携も検討する。

続々と連携拡大

コインチェックは8月に、NFTのマーケットプレイスを構築することを発表した。最近ではNFTプラットフォームを手掛けるEnjinと連携することも発表している。Enjinが提供するブロックチェーン資産発行ツールを使い、人気ゲーム「マインクラフト」で利用可能なNFTを、コインチェックのNFTのマーケットプレイスで取り扱う予定だ。

さらに9月にはブロックチェーンゲーム「The Sandbox(サンドボックス)」と連携を開始。同ゲーム内で利用可能なNFT(ノンファンジブルトークン)をコインチェックのNFTマーケットプレイスで取り扱うなど、続々とNFT事業を拡大している。

NFTとは、非代替性トークンとも呼ばれ、ブロックチェーン上で記録された固有の価値や情報を持つものだ。ブロックチェーンゲーム内でのアイテムやキャラクター、もしくはクリプトキティーズのようなコレクタブルアイテムなどにNFTが使われている。