仮想通貨取引所コインチェックは1日、スポーツに焦点を当てたトークンプラットフォームであるチリーズ(Chiliz)とNFT(ノンファンジブル・トークン)マーケットプレイス事業で提携した。

チリーズはFCバルセロナやACミランなど世界のビッグクラブのファントークンを発行しており、これらファントークンをコインチェックが提供開始を予定しているNFTマーケットプレイスで取り扱いを検討する。

NFTとは、ブロックチェーン上に記録された固有の値や情報を持った非代替(ノンファンジブル)なトークンであり、ブロックチェーンゲームのキャラクターやアイテムなど、アートワークなどが代表例だ。

コインチェックは2020年8月にNFTマーケットプレイスの立ち上げ検討を開始。今年1月にはブロックチェーン資産発行プラットフォーム「Enjin Platform」で発行されるEnjin Coin(ENJ)の取り扱いを始めた。また2020年12月には、アニモカブランズのブロックチェーンゲーム「F1 Delta Time」で利用可能なNFTをコインチェックのマーケットプレイスで取り扱うことを発表するなど、着々と提携を拡大している。

この他にはクリプトキティーズを手がけるDapper Labsや、ブロックチェーンゲームの「The Sandbox」との提携も発表している