大手仮想通貨取引所コインベースは、さらに20%の従業員を解雇し、2023年をスタートさせるようだ。

コインベースCEOのブライアン・アームストロング氏は10日、仮想通貨冬の時代が続く中、運営コストを約25%削減する同社の施策の一環として、950人を削減すると正式に発表した。

アームストロング氏は、コインベースが「十分な資本」が維持されてお、仮想通貨は「無くならない」が、同社は「適切な運用効率」を維持するためにレイオフを進める必要があると強調した。人員削減の一環として、「成功の確率が低い」いくつかのプロジェクトを閉鎖すると明らかにしたが具体名は明言しなかった。

「実際、最近の出来事は最終的にコインベースに大きな利益をもたらすことになるだろう」とアームストロング氏は述べ、FTXの破綻によって規制が明確化されると言及した。

「しかし、これらの変化が実現するためには時間がかかる。我々は市場下落を乗り切り、将来の機会を捉えるために適切な運用効率を確保する必要がある」