米国の仮想通貨取引所コインベース(Coinbase)は8日、コインベースのスマートフォンアプリ(アンドロイド、iOS)で、ベーシック・アテンション・トークン(BAT)のフル取引を開始したと発表した。
BATはイーサリアムベースのトークンで、分散型のプライバシー重視ブラウザ「ブレイブ(Brave)」に統合されている。ブレイブではユーザーは広告を見るとBATトークンがもらえる。
コインベースの顧客は、ニューヨークの住民などを除き、プラットフォーム上でサポートされている他のデジタル通貨と共に、ほとんどの州でBATの取引が可能になった。
コインベースが先週、十分な流動性が確保できてから、BATとサークルUSDコイン(USDC)ペアの板取引をコインベースプロで開始するとアナウンスした後、BATの価格は1日で20%上昇した。しかし、現在は前日から3.87%下落し0.321ドルで取引されている。