仮想通貨取引所コインベースCEO 創業者急死のクアドリガCXによる出口詐欺の可能性を疑問視

米国最大の仮想通貨取引所コインベースのブライアン・アームストロングCEOは21日、カナダの取引所クアドリガCX(QuadrigaCX)で起こった突然の崩壊について、自身の見解をツイッターで披露した。

アームストロングCEOの一連のつぶやきは、現在事業再編の手続きを進行させているクアドリガCXは、ユーザーが出金できない1億9000万カナダドル(約158億円)相当の仮想通貨を抱えているものの、出口詐欺(exit scam)は企てていないと示唆した。

(クアドリガCXは)現存する最も古い取引所の1つ(2013年設立)。出口詐欺を計画していたのなら、もっと良い時期があっただろう。

今はなきクアドリガCXのユーザーは、アクセスできない仮想通貨をめぐり裁判所で争っている。クアドリガCX創業者ジェラルド・コットン氏が2018年12月に急死し、ユーザーの財産が失われた状況は不明なままだ。

それ以来、誤った管理がなされており、クアドリガCXが公表している取引記録と、ブロックチェーン分析から生じる事実は一致していないという主張が複数ある

アームストロングCEOは、コインベースも同様に独自調査を実施したと明かしており、最後の数ヵ月の管理について疑問があることを示唆している。また、一連の出来事は、クアドリガCX創業者の急死をカバーするために、不適切な管理があったことを示しているとした。

これは、クアドリガCX内の少なくとも数人が、少額しか残っていないことに気づいていたことを意味している。もしそうなら、会社を処分するための口実として、創業者の急死を利用した可能性がある。

大手監査法人のアーンスト&ヤングは、現在クアドリガCXのウォレットと口座の統合を担当している。2月21日に、クアドリガCXは、アクセス可能なウォレットの仮想通貨をアーンスト&ヤングに転送した