米著名投資家ティム・ドレイパー氏による2022年ビットコイン25万ドル予想を米経済番組CNBCが検証した

19日にドレイパー氏が、改めて2022年までにビットコインが25万ドルをつけるという予想を堅持した。これを受けてCNBCは、「あまりにも大胆で無責任な予想になってしまうかもしれないから、本当は取り上げるか迷った」としつつも、「ティム・ドレイパー氏は偉大な男であるし信じていないことは言わないはず」として、レギューラコメンテーターであるBKCM創業者ブライアン・ケリー氏に解説を委ねた。

ケリー氏は、「確かに変な予想に聞こえるが、実はビットコインが過去に達成したことを考えると常軌を逸しているわけではない」と指摘。2013年からのチャートを使って、長期的なチャネルで考えると2022年に20万ドル~25万ドルに到達する可能性があることを示した。

「こうしたチャネルを使った分析は他の資産でも普通に行われる。もしビットコインがチャネルの中に居続ければチャネルのトップである20万~25万ドルにいくことになる」

またケリー氏は、「ファンダメンタルズ面」でもビットコイン25万ドル予想を検証した。

ビットコインが25万ドルをつけると言うことは時価総額が4.5兆ドル(約490兆円)に到達することになるとし、これは世界中の全ての金(ゴールド)の価値の半分ほどになると指摘した。その上で、今後2年間でビットコインが金のシェアを奪い取ることは可能であると考えられることから、25万ドル予想は「おかしくはない」と結論づけた。

ちなみにドレイパー氏は25万ドルの根拠として、「世界の全ての通貨の5%を示す数字」と説明している

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