米国のビットコインマイニング企業クリーンスパークは現在1万97BTCを保有していると発表し、1万BTC以上を保有する4番目の上場マイニング企業となった。
クリーンスパークの保有ビットコインは前年同期比236%の増加となった。クリーンスパークのザック・ブラッドフォードCEOは発表で、同社がより効率的かつ責任あるスケーリングを行った結果だと述べた。
クリーンスパークが保有する1万97BTCは米国でマイニングされており、米国のエネルギーと雇用を支援しつつ、ビットコインのグローバルエコシステムの成長に寄与しているとブラッドフォード氏は語った。
ビットコイントレジャリーズのデータによれあ、MARAホールディングス、ライオット・プラットフォームズ、ハット8も現在1万BTC以上を保有している。
クリーンスパークの最高財務責任者ゲイリー・ベッキアレリ氏は、同社は「健全なリスク管理と規律ある資本戦略」に沿った形でビットコインを活用することに引き続き注力すると語った。「ビットコインを活用して資本コストを下げることで、クリーンスパークは責任ある金融イノベーションのリーダーとしての地位を確立している」と語った。
ビットコインマイニング企業は、新しい機械の購入、メンテナンス費用のカバー、従業員への給与支払いのためにマイニングしたビットコインの一部を売却することが多いが、MARAホールディングスのような一部の企業は、マイニングしたビットコインを可能な限り保持し続ける財務方針を採用している。
クリーンスパークは12月に12.65BTCしか売却していない。同社は12月に668BTCマイニングしている。
同社の運用ハッシュレートは2024年末までに毎秒39.1エクサハッシュに増加し、ハッシュレート効率は2023年から33%向上した。