半導体受託生産大手が売上見通しを下方修正 マイニング需要の鈍化が要因

 仮想通貨のマイニング市場の成長鈍化を受けて、半導体受託生産大手の台湾積体電路製造( TSMC)が18年の売り上げ見通しを再び下方修正した。ビジネスタイムが19日に報じた。年末年始にかけてマイニングに使う半導体の価格が上昇してたものの、相場が低迷する現在、その傾向が逆転している。

 記事によるとTSMCは、18年の売り上げ見通しを10%から「高い一桁パーセント」のレンジで下方修正したほか、設備投資額も115億ドル~120億ドルから100億ドルから105億ドルに変更した。仮想通貨業界に対する規制強化やボラティリティーが高いため、マイニングで使われる最先端の高性能半導体の需要が減速する可能性があるのが理由だという。

 TSMCは、4月にも売り上げ見通しを15%から10%に下方修正した。その際、1~3月期の仮想通貨マイニングに対する高く、4-6月期も引き続き伸びていくと話していたが、マイニングハードウェアに使用される28ナノメーターの製造ラインに対する需要が弱まる可能性をしてきしていた。

 今月初めにはマイニングに使用するグラフィックカードの価格が落ちていると報じられた