10月24日、中国共産党第19回全国代表大会が閉幕した。五年に一度開かれる中国最大の政治イベントである本大会では暫定的な規制や政策が取消になったり変更されるケースがあるが、現在中国国内で禁止となっているビットコイン取引の取引についても政策変更が出てくる可能性が出てきた。
10月28日、中国の新しい仮想通貨取引サイトであるwww.ZB.comは、11月1日から全てのトレード機能が使用可能になると発表した。現時点で、口座開設や入金が可能という。
当取引所によると、中国大陸居住民を含む世界中のユーザーが本サイトにおける取引とトレードを行える。サイトの言語は中国語と英語。
ビットコインをはじめとする仮想通貨に関する政策への変更があったかどうかは不明。
当サイトを巡っては閉鎖されるという噂がある一方で、中国政府が支援しているという声もある。
中国政府によって仮想通貨の取引が禁止されて以来、中国ではイーコマースサイトの「淘宝(タオバオ)」やチャットアプリの「微信(ウィーチャット)」、「QQ」やオフライン上での取引が引き続き行われている。