中国に拠点を置く仮想通貨マイニングチップ設計会社ナノラボは、ビットコイン決済を受け入れると発表した後、株価がわずかに上昇した。この決済はコインベースのビジネスアカウントを通じて行う。

ナスダックに上場しているナノラボは11月11日の声明で、テック分野におけるデジタル通貨取引の需要が増加する中で「最新の金融テクノロジーを受け入れることへのコミットメント」の一環だと述べている。

ナノラボは、仮想通貨の採用が特に効率的で安全なクロスボーダー取引を求める企業の間で拡大し続けているため、「進化するデジタル経済において積極的な姿勢を取っている」と語った。

同社によれば、ビットコイン(BTC)の採用は「より柔軟な決済方法」を提供するとしているが、仮想通貨をバランスシートに保持する意図があるかどうかについての詳細は示されなかった。この発表後、ナスダックに上場しているナノラボの株価は2.81%上昇し3.29ドルとなった。

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Source: Nasdaq

しかし、これは先月の株価下落を相殺するには至らず、株価は8.33ドルの高値から60%下落している。また、2022年7月にナスダックに上場された直後に設定された過去最高値の96.20ドルにはほど遠い。

仮想通貨をサービスの決済方法として受け入れる企業は増加している。マイクロソフトはXboxストアのユーザーにビットコイン支払を許可している。マクドナルドはエルサルバドルとスイスのルガーノの店舗で仮想通貨を決済方法として採用した。

NBAのダラス・マーベリックスも、ビットペイを通じてクラブ製品や試合チケットの決済オプションとしてビットコインを採用した。

中国政府は2021年5月に仮想通貨活動を取り締まり、複数のマイニング企業を閉鎖し、仮想通貨取引を停止した。

しかし、当局の姿勢は最近緩和されたようだ。9月28日、北京で開催された清華五道口エコノミストフォーラムで、元財務部長の楼継偉(ルー・ジウェイ)氏は、仮想通貨の進展を注意深く検討するよう主張した

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