4か月間の閉鎖の後、イラン最大のビットコインマイニング施設が操業を再開する予定だ。

Iran Wireの報道によると、ビットコインマイニングファームの操業を再開するのは、中国の支援者による巨額の資金提供によるものだという。

イラン南東部のケルマーン州ラウサンジャーン市にあるBTCマイニング施設は、2021年はじめに論争の的となっていた。州当局は、イランでの大規模な停電が発生したことを受け、マイニング施設の閉鎖を命じていた。

報道によれば、14日に市の代表者が中国からの大規模な投資があったことを明かした。しかし、現地の住民からは停電の問題を緩和するための取り組みなしで再開することへの懸念も存在するという。

ラウサンジャーン市のビットコインマイニング施設は、イランの経済特区にある、中国が支援するマイニング施設の1つだ。

現地でのより厳しい電力規制を受け、中国のマイニング事業者が海外へと施設を移転させる動きがあるという。電気代の安さから、イランがそのような移転先の1つとなっている。