中国が19年末までにブロックチェーンの基準策定、作業部会が活動スタート

 中国政府は19年末までに国内のブロックチェーンの基準を策定する。関係者が現地メディアとのインタビューの中で述べた

 新華社通信傘下の経済参考報(EID)とのインタビューの中で、中国の工業情報化部の電子工業標準化研究院でブロックチェーン・リサーチ・オフィスの責任者を務める李鳴(リー・ミン)氏は、専門の作業部会がすでに発足し、プロジェクトの作業を開始したと述べた。

 様々な政府機関からメンバーを集めたグループは、ブロックチェーン・分散型会計技術標準化委員会と呼ばれている。

 EIDの報道によれば、中国政府は、中国でのブロックチェーン産業の発展を迅速に前進させるための新しい立法をする予定ではないという。

 李氏は「業界にいくつかの指針を与えるものになるだろう」と語っている。

 中国政府は最近、ブロックチェーンの可能性を擁護しようとしているようだ。4月後半には、中国人民銀行のデジタル通貨研究所の姚前(ヤオ・チアン)所長が、修正すべき欠点があるとしながらも、ブロックチェーン技術のさらなる研究を進めていくと述べた

 国際的な競争力を維持していくためには、ブロックチェーンの研究推進は不可欠だろう。中国公安部の研究所で情報セキュリティー研究を担当している胡光俊(ユー・ケクン)氏はEIDに次のように語っている。

「ブロックチェーン技術の開発は、中国が世界的な技術競争力を掌握する上で重要なステップとなるだろう」