中国警察により急遽中止されたブロックチェーン・カンファレンスの主催者が、同イベントで詐欺的なイニシャル・コイン・オファリング(ICO)の勧誘をしていたとの疑惑を否定した。現地の報道機関YMTMTが12日に報じた。
現地メディアの報道によると、上海グローバル・フィンテック&ブロックチェーン・中国サミット2018(GFBCS)の主催者であるPTPインターナショナルは、強制捜査の理由について警察が述べのは「セキュリティのリスク」のみだった。
メディア関係者によると、GFBCSにはICOを主催する匿名の人物がおり、ICOに参加した人の中には、資金を失ったと主張する人もいる。その後、一部の参加者が当局に通報したため、警察がイベントに介入した。
PTPは、この状況に関する続報を出し、同カンファレンスの残りの日程を可能な限り組み直すことを約束した上で、コミュニティに噂を信じたり広めたりしないよう求めている。
「これは正式なイベントであり、内容に関し法的問題はない」と強調した。