カナダでビットコインやほかの仮想通貨を日常的な支払いに使用している人は、2年連続で3%未満となっている。

カナダ銀行の年次調査によると、2022年と2023年において、現金と銀行カードが支払手段として依然として好まれていることが明らかになった。しかし、過去10年間でこれらの代替的な支払手段の使用は一般的に増加している。

現金とカードが主流

現金とカード以外の代替手段の中で、カナダの回答者の大多数は、メールアドレスや電話番号を使用して送金する電子送金を使用している。

Adoption of alternatives to cash and cards in Canada. Source: Bank of Canada

一方、仮想通貨はカナダで最も好まれない支払い手段のままとなっている。2022年には、回答者の2.2%が支払いに仮想通貨を使用していたが、2023年には2.5%とわずかに増加した。

カナダで仮想通貨の採用が遅れている主な理由は、キャッシュレス化への抵抗感のようだ。回答者の80%以上が「将来的に現金の使用をやめる予定はない」と回答しており、これは2019年以降一貫した傾向だ。

Canada’s plans to go cashless. Source: Bank of Canada

仮想通貨の採用が停滞しているにもかかわらず、ビットコインATMのエコシステムはカナダで依然として活発だ。カナダは、米国に次いで世界で2番目に大きな仮想通貨ATMネットワークを持っており、カナダには2941台のアクティブなビットコインATMが存在する。

Chart showing the distribution of crypto ATMs installed in various countries and continents. Source: Coin ATM Radar

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