カリフォルニア州の選挙管理当局は、ビットコイン(BTC)など仮想通貨による政治献金を禁止したAP通信が21日に報じている。

カリフォルニア州の公正政治実践委員会(FPCC)は8月に仮想通貨による献金を認めるか否かの検討を行う方針を示していた。

AP通信によれば、FPCCは9月20日、部内で仮想通貨の献金を認めるか否かの投票を行い、3対1で禁止することを決定。仮想通貨の追跡が難しいため、透明性に疑義が生じたためだという

米連邦選挙管理委員会は、選挙の候補者にビットコインで献金することを容認している。しかし州レベルでの対応は様々。サウスカロライナ州はビットコインによる献金を完全に禁止。コロラド州とモンタナ州は制限付きで容認している状況だ。

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