イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は、ビットコインのライトニングネットワークとイーサリアムをミックスさせる提案にゴーサインを出した。

この提案は、ブロックチェーンゲーム開発社ブロッケード・ゲームスが出したものだ。ブロッケードは、ブロックチェーンゲームとノンファンジブル(代替不可能)なトークン(NFT)の未来にとってイーサリアムは欠かせないと考える一方、ビットコインは「未来のマネー」と指摘。多くのプレイヤーがほとんどの資金をビットコインで持つことを好んでいると指摘した。

そこで同社は、ライトニングでの即時決済と同時に新たなゲーム資産を作るなどイーサリアム上でイベントが発生するような仕組みを提案した。

これに対してブテリン氏は2日、仮想通貨の未来は「多様性と多元的共存」と指摘し、この提案にゴーサインを出した

先月、ブテリン氏は、イーサリアムのスケーラビリティ(利用者増への適応能力)問題への一時的な解決策として、ビットコインキャッシュのブロックチェーンを利用することを提案していた。

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翻訳・編集 コインテレグラフ日本版